[90] 1月13日  岩ヶ峰(919m)・仙香山(983m)・八風峠周遊 三重県菰野町        地図

 

週間天気予報も至近にならないと当てにならない。 5日前、雨。 3日前、快晴。 前日には、午前晴れ午後

曇り。そして今日は、曇は多いけれど陽が射している、まずは、合格天気だ。しかし、グーッと冷え込んだ。            

 

           今日は、鈴鹿山系の中でも マイナーながら 一味違う山に挑戦する。

 

国道306号線を南下、菰野町田口、田光 辺りから八風キャンプ場を目指して西へ入るのだが、入り口が、分

かりにくい。田光の信号から入るのがベストなのだが見逃してしまう。朝明郵便局を過ぎパロマの辺りに八風

キャンプ場の標識が出ている。所々に標識あり、キャンプ場へ入る。更に奥へ行くと、一番奥にもキャンプ場

の入口があり、その先にガードレールだけの橋(栃谷橋)がある。渡った左に車両進入禁止の林道があって、

その辺りは、路肩が、広い。駐車する。

 

 

 

 

 

 

      

            8時15分、出発。             本日のコース     この地図は、ディスクトップ上等に

                                                                               コピー&ペースト(貼り付け)して、開けば、鮮明な拡大で見られます。

                                                 その画面から印刷もできます。

登り口が、はっきりしないまま来てしまったので 地図を見ながらルートを探す。

 

 

 

 

 

 

 

 林道入り口からすぐの 大きな石で道が塞いである所から栃谷を渡り、尾根を目指す。急斜面を木に掴み

ながら登る。雑木の枝と格闘しながら何とか尾根に出たが、果たしてこれが、東尾根なのか確証はなかった。

不安を抱きながら進む。鞍部に出ると谷から上がってくる道らしき分岐があった。これが、本道なのかも知れ

ない。しばらく行くと目印のテープがあり、東尾根と確信する。それにしても この登山道は、踏み跡がないに

等しい、尾根を外さにように登って行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この尾根道、まさしくバリアフル(フリーではない)である。岩あり、藪あり、急・暖織り交ぜての登りである。

見た目も面白いナイフエッジや岩登りも付いていて 私好みの道である。

 

 

 

 

 

   視界が開け、三池岳         木立がたたずむ のどかな       これから行く岩ヶ峰。山頂の

   が顔を出した。             所もあるのです。           右下に白く輝く鏡岩が見える。                 

 

 

 

 

 

 

 

 

       下る雪変化道。       手強いやせっぽち尾根。ここは、       登る雪変化道。

                        さすが 藪の中へ逃げ込んで通過。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        木に掴まりながら 一歩一歩、体を持ち上げて登る。辛いというより、結構、面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     10時10分〜25分、 いっぷく、イップク。           この辺りは、くイワカガミの群生地。

     お湯を沸かして コーヒータイム。体に           キラキラ光る葉っぱを見ながら進む

     沁みる、温かい、旨い。                     と右手に巨岩の鏡岩が姿を現す。

 

 

 

 

 

 

   岩ヶ峰直下、最後の急登。つららが垂れる岩場が続き、よじ登るようにして進む。楽しい登りである。

 

 

 

 

 

 

   10時55分、岩ヶ峰、頂上着。         県境稜線まであと一息、少しくだって再び急登。

山頂は、シャクナゲの群落地で展望は

無い。春には見事に変貌するのだろう。山頂の看板を探すのに 苦労するほど シャクナゲでいっぱいだ。

 

 

 

 

 

 

 

  11時25分。県境尾根。苦労した登りのご褒美に       陽が差してきた霧氷の林をかっ歩する。

     樹氷のお出迎え。  いい雰囲気の冬景色だ。

          たっぷり、ゆっくり鑑賞。

  樹氷の林を抜けると天空道となる。

  360度の展望。180度は、山並み展望

  180度は、濃尾平野と伊勢湾の素晴ら

  しい展望である。

 

  ←登ってきた岩ヶ峰の稜線。

  ダイナミックな景色だ!

  

  しかし、冷たい風が、頬を切る。

 

 

 

 

 

 

  雪を抱いた釈迦ヶ岳を望む(中央奥)、

  稜線(左縦)は、歩いてきた県境尾根。

 

 ここで昼食。(12時〜3時)風を避けられる斜面の草地に陣取り、

 広がる展望を見ながらの昼食である。今日は、餅入りぜんざいも

 ご馳走になった。甘くて旨い!感謝感激。私は、甘い物も酒も両刀使いなのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         小さなアップダウンを繰り返す のびやかな稜線。気持ちのいい光景が広がる。

         こんな風景に出会えるとは、思いもしなかった。得した気分である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  南峠、中峠の標識を通過。鈴鹿には何度も来ているが、まだまだ知らない所がいっぱいある。今日も

  その1つ。鈴鹿の魅力は、まだ尽きないようだ。・・・と思っていたら仙香山を過ぎてしまっていた。

                                                   どこにあった?分からん!

 

 

 

 

 

 

 

  13時40分、鳥居のある八風峠に到着。ここから栗木谷へ下っていく。大展望を見ながらの下山道となる。

   この道はは、3、4年前に三池岳に行った時の下山道に使ったはずなのだが記憶に無いのである。

 

 

 

 

 

 

 

     栗木谷の清流に沿って下っていく。             14時50分、駐車地点到着。

 

   新鮮な印象、余韻を残す大満足の周遊行でした。

               鈴鹿山系には、まだまだ、私の知らない魅力的な所が沢山あるようです。

 

                   私の未知への遭遇の旅は、更に続く・・・!!

 

 

 

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